なぜ僕が訪問看護を立ち上げようと思ったのか?

なぜ僕が訪問看護を立ち上げようと思ったのか?

>子供の頃からの夢

まず先に法人を立ち上げた話からしたいと思います。
僕は9歳の頃からサッカーやフットサルを続けてきました。
多くの人たちに支えられながら「自分の何かを叶える」ためにやってきました。
特に20代の頃、フットサル日本一や選抜入りなどを目標に掲げ
札幌から川崎に引越し、夢や希望を叶えるため邁進し多くの夢を叶えてきました。

>セカンドキャリア

セカンドキャリアを考え始める30代に差し掛かった頃、
自身が命をかけて行う次のライフワークは何か?
と自身に問い続けてきた中で出た答えは「誰かの何かを叶える」でした。
それは幼少の頃から行ってきた「自分の何かを叶える旅」で
多くの人に支えられ成果を得ることが出来たと思っています。
その中で次は「誰かの何かを叶える旅」に出たいなと。
様々な人たちにもらってきたものを返していく時だと、
心から湧き出てきたのを記憶しています。

それから経営の勉強を始めました。
普通、事業計画から作っていく事が多いのですが、
事業計画よりも理念から先に作ろうと思っていました。
それは自分自身を表す言葉であり、平易で多くの人に共感や共鳴を生む言葉を探し、
自身の心に常に問いかけていたのを覚えています。
そこから「日常に夢や希望のある生活を」という理念を紡ぎ出し、
法人を2016年に立ち上げました。

>なぜこの仕事を選択したのか

なぜ訪問看護と居宅介護支援を立ち上げたのかをお話しします。
僕の医療職としての最初の職場は老人保健施設(老健)でした。
当時、僕の勤務していた地域の老健は在宅復帰よりも老健巡りと言って
特別養護老人ホームの入居待ちをするために入所期限の
3ヶ月〜1年の間で老健を回る利用者さんが多くいました。
その中で僕が関わっていた利用者さんがある日僕に言いました。
「私、来週退所なの。でも次どこへ行くか知らないの」
次の老健に行くために退所する方は沢山見てきましたが、
この言葉を聞いた時ハッとしショックを受けたのを覚えています。
僕らは住む場所を選べます。今日何を食べ、どこに行き、何をするか。
選択肢があれば多くを選ぶことが出来ます。
この時、選択することは幸せの根幹であることに気づきました。
この出来事から人の幸せについて多く考えるようになりました。
事業計画を作る時に、幸せの根幹である「どこに住むか」「何をするか」「何を食べるか」
ここを支援出来る法人を作りたい。
そして、お客様・スタッフ、地域にこれらの選択肢を作りたい。
そこに一番近い訪問看護と居宅介護支援の事業を選択しました。
これから新しい事業を立ち上げる時もこの原則に基づいていくことは変わりません。